高騰するガソリン代に対する健気な抵抗と、ちょっとした趣味と好奇心のために今年6月末に購入したHONDAの原付バイク『モンキー』。
今月初旬には無事に慣らし運転の目標値である500kmも超え、自分自身も原付バイクの運転に慣れて、走ることが楽しくなってきた頃ですが、約3ヶ月も乗っていると不満な点が出てきました。
それを、これからちょくちょくと改善していこうと思っているので、その様子をお伝えしたいと思います。
つーことで、一番簡単に改善できそうな所から攻めたいと思います。
それは「やっぱり音楽がないと寂しい」という点です。
自宅から勤務先までは10~15分といったところなので、車で通っていた時も音楽をかけていない時があったんですが、バイクの運転に慣れてきた今となっては、ちょっと遠回りをして買い物に出かけたりする時に音楽が無いのは寂しいのです。
また、お仕事の都合で、緊急連絡用のスマホも持っているんですが、走行中は風とバイクの振動が相まって、ズボンのポケットに入れてても着信音やバイブレーションが判りにくく、その着信を確認する意味でもヘルメットにBluetoothレシーバーを仕込みたくなりました。
つーことで、色々とググってみた結果、バイク用としてはサインハウスの『B+COM』というシリーズが最善だと判りましたが、これがまた高い!
一番上のモデルで約35,000円!
音楽機能だけのモデルでも15,000円と、少し二の足を踏むレベル。
つーか、それなりのお値段がするのに、音楽モデルはマルチペアリングに対応してないし、上位モデルもAACとかApt-xとかの高音質で転送してくれる規格に対応していないっぽいです…(´・ω・`)ショボーン
……これなら、今使っているSONYの『MDR-EX31BN』の方が良くね?
まぁこれだと、走りながらだと風切り音のせいで会話はできないと思いますが、どうせ小回りの利くモンキーですので、着信があれば路肩に停めればいいだけの話です。
そんな訳で、B+COMの予備パーツとして売ってたヘルメット内に仕込むスピーカー『B+COM ヘルメットスピーカーNEO』と、MDR-EX31BNのの組合せで音楽無しを改善してみましょう!
つーことで、完成!
最初はヘルメットスピーカーの図面に書いてあったとおりに、3.5mmピンジャックを左頬のあたりから垂らし、MDR-EX31BNは胸ポケットに着けて、その間の接続は延長コードを使って接続していたのですが、それだとヘルメットの脱着時にかなり邪魔になりました orz
なので、こんな↓感じでMDR-EX31BNを右頬のベルト部分に装着することを思い付きました。
左頬に垂れているピンジャックを延長コードで右頬に持ってくる必要がありましたが、それはヘルメット内に収納できるので、一旦配線してしまえば邪魔になりません。
そして、この状態のままヘルメットを脱着することができるため、レシーバーの存在を意識しなくても良く、かなり利便性が高い感じですヽ(´▽`)ノワーイ
音質もスピーカーの性能が良いのか、MDR-EX31BNに付属していたヘッドフォンで聞くより良好な感じがしますし、音量も無音状態から2クリックほど上げるだけで、30km/hぐらいの走行だったら歌っている声がだいたい聞こえます。
もう少しガッツリ聞きたいのなら、あと2クリックほど音量を上げれてやれば自分としては十分です。
ただし、MDR-EX31BNの『音量』や『曲の送り戻し』のボタンは小さいため、グローブでの操作が難しいのが欠点ですね~
ここら辺はこの製品の本来の用途とは外れる使い方だから仕方がない……と諦めるしかありません(´・ω・`)ショボーン
しかし、再生と電源のボタンは同一な上、周囲に他のボタンが無いので、グローブでも安心して操作できますから、お気に入りのプレイリストを垂れ流している限りは問題はないでしょう。
つーか、個人的にはMDR-EX31BNをもう1台買って、普段使う用とヘルメット用の2台に分けたいぐらいです。
そんな訳で、モンキーの不満点の1つ「やっぱり音楽がないと寂しい」は、これにて改善完了!
もともと所持していたMDR-EX31BNを省いて考えれば、投資費用はヘルメットスピーカーの3,840円のみなので、満足度は☆4つといったところでしょう。
…ちなみに、バイクで音楽を聴く行為が道交法に抵触するんじゃないか?という疑念があったので調べました。
結論としたら『グレー』なんじゃないかと思います。
これは住んでいる地域(県警)によって規則が定められているため、あくまで自分が住んでいる山梨での話しになりますが、山梨県道路交通法施行細則の第十条第六項に「高音でカーラジオ、ステレオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してそれらを聞くなど、安全運転に必要な外部の音声が聞こえない状態で車両を運転しないこと。」とあります。
つまり「音楽を聴くことによって、周囲の物音が聞こえない状況であれば道交法違反です。」ということです。
逆に言えば、周囲の音が聞こえる程度の低い音量ならOK!……ということなのですが、「んじゃ~、どこまでならいいの?」という明確な基準はありません。
結局のところ「対応した警察官の判断」ってことになります。
全く同じ条件でも、Aという警察官がセーフと判断しても、Bという警察官はアウト!と判断が食い違う事が有り得る訳です。
ここら辺のリスクは自己責任ですので、それなりの覚悟を持って使った方が良いでしょう。
さらに追伸。
友人に協力してもらって、走行中にMDR-EX31BNを使って通話をしてみました。
結果としては意外なことに「時速30kmぐらいまでだったら、普通に会話可能!」でした。
どうやらMDR-EX31BNに搭載されたマイクのノイズキャンセリング機能は、その程度までの風切り音に対応できるようです。
ただ、時速40㎞に近づいた途端、こちらの声はおろか通話相手の声も聞こえなくなりました。
何回もテストした訳じゃないので正確性には欠けますが、ある程度の参考にしてみてください~