モンキー(FI)の前輪をアルミホイールに換装することに成功した伍長は、続けて後輪の換装作業を始める。
だがしかし! ハードロックナットを使ったダブルナットを持ってしてもハブのスタッドボルトが抜けない!
このままでは4mmスペーサーが装着できないぞ!
さぁ!どうする伍長!
つーことで、土曜日に始めた作業は2日目を迎えることになりました。
ダブルナットでも歯が立たないスタッドボルトを外すために、専用工具“スタッドボルトプーリー”を求めて近くのホームセンターや車・バイク専門店を回りました。
……が、肝心の品物は見つからず、これ以上探すのも面倒なのでAmazonに頼むか……と考えたのですが、それだと品物が届くのは明日になっちゃう上に、仕事やら法事やらで次に作業ができるのは2週間後です。
それまではモンキーをこのまま放置するか、後輪だけブロックタイヤ。もしくは前輪もブロックタイヤに戻しての運用するしかなくなるから……、色々と面倒くさい(;==)
また、別の方法がないか調べているうちに、スタッドボルトプーリーを使っても確実に抜けるとは限らない事例が幾つも見つかった上に、プーリーを使って抜くのに失敗すると、更に大掛かりな手間暇がかかることがわかりました。
ダメ元でもう一度ダブルナットでの引き抜きに挑戦してみました……が、やっぱりダメ。
こうなると、もう自分には完全にお手上げです。
スタッドボルトプーリーを使って取り返しが付かない事になる前に、プロにお願いしよう……と考えながら、ふと思い出したことが1つ。
Gクラフトのページじゃ、スペーサーなくてもギリギリ大丈夫みたいな事を書いてなかったっけか?…と。
そんな訳で、ものは試しとばかりに4.0Jのホイールをスペーサーを使わずに装着してみました。
その結果ががコレ↓
隙間は5~6mm前後ってところでしょうか? この状態でタイヤを回してみましたが、どこかへ干渉するということはありません。
しかし、チェーンを指で左右に動かすとタイヤの側面に接触します。
つまり、走行中にタイヤ側面をチェーンで削る可能性が若干ある訳で……
……ん~~~~。
ま、いっか
4mmスペーサーを使えば、タイヤへの接触を防げるんでしょうが、組み込めない物は組み込まない!
もう面倒くさい!
面倒くさいのでスペーサーを挟まずに、このまま行く!
タイヤの側面が削れ始めたら対応を考えよう!
そうだ!それがいい!それが一番だ!
アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \!!
…ということで、Gクラフト様の取扱説明書を無視して組み上げます。
ここから先は一方通行(じこせきにん)だ!
一旦、腹が決まってしまえば、あとは本組みするだけです……が、ここで邪魔になったのは、純正のチェーンガードです。
4.0Jのアルミホイールにガッツリと干渉していますので、プラスティック(樹脂?)製なのを良いことにルーターを使って5mmほど削って、装着してやります。
削る範囲が広かったので、思ったよりも時間がかかりましたが、遠目で見れば削ったようには見えないですね~
あとはチェーンアジャスターもTAKEGAWA製にドレスアップしてみました。
足回りが着実にドレスアップされていきますね
つーことで、これで完成です!
いいぞ!
ディモールド!いいぞッ!!
前輪を変えた時も同じ感想でしたが、タイヤとホイールが変わっただけで、バイクの印象がかなり変化しましたね!
ブロックタイヤだと「小さいけどワイルドなバイク」という感じでしたが、こうなると「お洒落な街乗り小型バイク」という感じです。
どちらが良いかは人それぞれですが、「自分で弄った」という加点があるため満足度は高いですね。
また、かなり派手だと思っていたTAKEGAWAの『アルミリテーナー(ゴールド)』も、こうして見ると程よいアクセントになっています。
んで、走ってみた感想を言うと……
まず、アルミホイールにしたことで若干の軽量化になっていると思いますが、それによって走りに影響が出たような感じはしません。
むしろ大きな差を感じたのは、『ブロックタイヤでは無くなった事』です。
まずはハンドルを握る手に感じていた振動が、かなり軽減されました。これなら長時間走行した後に感じる手の痺れが少なくなりそうです。
そして、やはり走行音が静かになりましたね。マフラーの音がより鮮明に聞こえる感じですね(≧▽≦)b
また、タイヤが地面に対して、しっかりとグリップしている感覚があり、コーナーリングが楽しくなりました。
…まぁ、調子に乗ってコーナーでモンキーを倒し込んだら、なんか今までに感じた事が無い変なグリップをしたので、ここら辺はゆっくりと習熟していく必要があるようです。
……とまぁ、チェーンがタイヤを削る心配は残っていますが、個人的には満足度は☆5つ!
費用は今までで一番かかっていますが、非常に満足のいく改造でした~