過去3回に渡ってGクラフトのアルミホイール入門キットをモンキー(FI)に導入するのを記事にしましたが……、あれで終わったと思ったか!?
残念だったな!
俺も終わろうと思っていた! 思っていたのに閃いてしまった!
本来は使うべき4mmスペーサーを組み込めずに、チェーンがタイヤ側面を削る可能性を残してしまった問題を解決する方法を、伍長は閃いてしまったのだ!
つーことで、「スタッドボルトが抜けないなら、ハブを変えればいいじゃない?」という発想の逆転ホームランを思いつき、TAKEGAWAの『リアドラムハブダンパー』に目を付けました。
ボアアップはしない(出来ない)ので駆動系の負担を減らすパーツ類は必要ないと思っていたのですが、純正ハブが結構なお値段みたいなので、それならパワーアップさせる方向に突っ走ろうと思います。…幸い、ノーマルエンジンにも有効というレビューもありますしね(b^ー゚)
また、どうせ突っ走るなら、後輪周りのドレスアップも一気に完了させてしまうことにしました。
つーことで、MINIMOTO製の『アルミビレットドラムブレーキパネル』
TAKEGAWAの『延長ブレーキアーム』『ブレーキアームジョイント(レッド)』『ブレーキアジャストナット(3P)(ガンメタル)』のブレーキ周り一式。
そして、あんまり目立たない位置に取り付ける『リアブレーキピボットキャップ』。
また、今度はたぶん、4mmオフセットされるチェーンがノーマルのチェーンガードに干渉すると思うので、TAKEGAWAの『Zスタイル チェーンカバー』など、色々と購入してみました。
本当はこれらのパーツをコツコツと買い集めていくつもりだったのですが、アルミホイール化した際に「もっと格好良くしたい!」という衝動が抑えられなくなりました!
かなり予算オーバーしまくっており、貯金がガリガリと削られてしまいますが、これで後輪周りのドレスアップはだいたい完了するので良しとしましょう。
あと組み込みたいのはリアショックぐらいですかね~
では、作業に入りましょう。
Gクラフトのアルミホイール入門セットに付属しているスペーサーは、ハブに食い込ませるための凸凹があるため、リアドラムハブダンパーには組み込めません。
つーことで、MINIMOTO製の4mmスプロケットスペーサーも購入しております。
まずは、すでにドラムハブダンパーに装着されていたスプロケット取り付け用のスタッドボルトを抜きます。
このスタッドボルトも固めでしたが、ダンパー側の凸部分にモンキーレンチを噛ませてやれば簡単でしたヽ(´▽`)ノ
なお、Gクラフトのスペーサーに付属していたスタッドボルトは、このダンパー部分には長過ぎるため、ホームセンターで25mmのボルトを買ってきました。
色々調べている最中に知ったのですが、ドリブンスプロケットの固定にスタッドボルトを使わず、普通のボルトで固定している人も多いみたいです。
だから、俺だって大丈夫さ!……うん、大丈夫。…だと思う。スタッドボルトを使わなくても、これでも大丈夫だって俺は信じるよ!信じているさ!Oh My ジーザス!
兎にも角にも、これで下準備は完了! あとはモンキーに組み込んでいくだけです。
いつもの如く後輪を取り外して、まずはドラムブレーキのブレーキシュー移植作業を行ないます。
…で、アッサリと完了!
今回、ドラムブレーキを初めて分解したんですが、想像以上に単純な構造をしており、シューを取り外すのも取り付けるのも力技でOKだったため、作業的には難しいことはありませんでした。
一応、せっかく分解したので、各パーツの汚れを落としつつ、ブレーキシューを動かす部分には新しいグリスを塗っておきました。
……ただ、色々調べても何のグリスがドラムブレーキに最適なのか判らなかったため、困った時のブランド品。…ということで、これ↓を使ってみましたが……
これでいいのかな~?まぁ、ダメな時はまた考えよう( ;´Д`)
…と不安と疑問はつきませんが、続いてはハブの交換です。…とは言っても、ここら辺もアルミホイールを組み込む際に経験しているため、作業自体に困ることはありません。
お~。こう見ると、一緒に組み込んだハブリングが非常に良い味を出していますね!
……まぁ、この後、ダンパーとスプロケットで殆ど見えないぐらい隠れちゃうんですけどね(;^^)
で、作業的にはトルクレンチを使ってどんどん組み込むだけの単純作業なので難しいところはなく、無事にスペーサーとドリブンスプロケットまで組み込んで、完成!
あとは残りドレスアップパーツを組み込みつつ、モンキー本体へと取り付けて行き……、完成です!
いいですね!d(≧▽≦)
チェーンカバーが変わったことで、左側面から見た後輪の印象がだいぶ変わりました。
また、右側面から見た感じでは、ドレスアップパーツを組み込んだブレーキアームとジョイントが良い存在感を出してますね!
で、ドラムハブダンパーを装着して走ってみた感想としては、確かにガクンガクンとする時の感覚がかなりマイルドになりました。
特に2速ぐらいで走っている時のアクセルON/OFF時なんかには、その恩恵がハッキリと判る感じ取れるレベルですね。これなら確かに「ノーマルエンジンにも有効」というレビューにも納得できます。
……しかし、これ単体でも18,000円するので、必要に迫られない限り装着しなくても良いパーツとも思いますけどね(;^^)
兎にも角にも、ドラムハブダンパーのおかげで、乗り心地がさらにもうワンランク上になり、4mmスペーサーを組み込めたおかげでチェーンがタイヤ側面を削る懸念も解消できたので、この改造も満足度は☆5つ!(〃▽〃)キャー
予定より、かなり金はかかりましたが、これにて3.5Jと4.0Jのアルミホイールの導入作戦は大成功で終了です!
いや~、俺のモンキー。だいぶ格好良くなったよ~d(≧▽≦)b
さて、今回の失敗談です。
用意した物品の中に『ブレーキアジャストナット(3P)』がある訳ですが……
延長アームと4.0Jホイールの組合せではアジャストナットがホイールに当たってしまい組み込めませんでした orz
仕方がないのでフロントブレーキに使用しましたが……。これ、格好良かったから装着したかったな~
あと、『リアブレーキピボットキャップ』を組み込もうとした際に、キャップの固定に必要なイモネジを落として失くしました orz
今度、ホームセンターで買ってきます…