以前から「新しいAppleTVが出たら買おう!」と思っていたので、ようやく発売されたAppleTV(第4世代型)の32GB版を購入いたしました~ヽ(´▽`)ノ
まぁ、第4世代型を待ちきれなくて、今年5月に第3世代型を買ってしまったので、若干微妙な嬉しさだけどな!
さて、そんなどうでもいい話はさておいて、↓コレが第4世代型AppleTVの箱です。
まぁ、発売されてから1週間経っており、あちこちで“開封の儀”が行われているため、何の新鮮味もありませんが…(;^^)
新鮮さの無さのついでに、せっかくだから第3世代型と並べてみました。
向かって左側が第4世代型ですね。
リモコン(正式名称:Siri Remote)の大きさは今までのリモコンと大差ありません。
本体の横幅と奥行きも第3世代型と同じですが、高さだけが大きく変わっております。
裏のインターフェイスもS/PDIF(光デジタル音声端子)が廃止され、MicroUSB端子がUSB3.1端子へと変更されています。
さて、それでは第4世代型のAppleTVを少し使ってみて思ったことをレビューしてみたいと思います。
ちなみに結論から言えば、「身の回りをAppleの製品とサービスで固めていない限り、買う意味は無い」です。
一見、悪い評価に思えますが、逆に言えば、固めている人は購入する価値があるということです。
では、まずは悪い点からいきましょう。
1.Siri Remoteでは文字が打ちにくい!
これは本当に打ちにくい! 絶望的なまでに打ちにくい! Appleらしいスマートさが全く微塵も感じられないほど打ちにくい!
せっかくのAppleTVとSiri Remoteが台無しになるぐらい本当にダメ!
「そのための音声入力じゃね?」とか言われても、大小ローマ字を散りばめたパスワードを音声入力するほうが面倒です。
自分の部屋にあるBluetoothキーボードはAppleTVに登録できなかったし… orz
マジでこれは勘弁してほしい部分でした。
2.Appleの純正アプリ『Remote』が対応していない。
第3世代型ではiPhoneやiPadをリモコン代わりにできる『Remote』というアプリを使っていたんですが、これが第4世代型では使えません orz
これが使えればiPadがキーボード代わりになるので、上記の「文字が打ちにくい」が解消されます。
Apple様!早く!早くRemoteを第4世代型に対応させてあげて!つД`)・゚・。
…とまぁ、悪い点は以上の2点でしょうか?
しいて上げるなら、「アプリが少ない」ってのもありますが、まだまだ発売したばかりの製品なので、そこは長い目で見守っていきたいと思います。
続いて良い点としては……
iOS9.1以上という制約があるみたいですが、第4世代型にはiPhoneやiPadからWiFi設定とかApple IDとかの設定を引っ張ってくる連携機能が付いています。
上にも書いたとおり、第4世代型は文字入力に難があるので、面倒な設定がスラっと終わってくれるのは大変ありがたかったですね。
2.やっぱりアプリって便利!
第3世代型に足りなかったのは、やはりDLNA機能だと思うんですよ。
今まで貯め込んだ動画類を、DLNA機能が備わっているNASに保管している身としては、AppleTVでそれが再生できれば便利だな~と常々思っていました。
第4世代型でも標準ではDLNA機能はサポートしてないのですが、アプリでそれをカバーできるのが新生『tvOS』の良い点ですね!d(≧▽≦)
検索したら、幾つかアプリが見つかったので、早速試してみました。
11月5日現在で見つかったアプリは7つ。
その中で無料だったのは次の4つです。
- VideoExplorer
- LocalCast
- NAStify Player
- Visualizer
最後の『Visualizer』は音楽再生専用らしく、動画が再生できませんでした orz
製作者が日本人っぽかったので、これを主力にしたかったんですが……、まぁ今後に期待しましょう(;^^)
…で、残りの3つの中で気に入ったのは『LocalCast』です。
何が気に入ったのかと言うと、他の2つは表示の仕方がリスト表示だったんですが…
LocalCastだけタイル表示だったからです(;^^)
3つとも動画再生に問題は無かったので、取り敢えず他とはちょっと違う表示を並べてくれるLocalCastを使っていこうかと思います。
…とまぁ、話が少々脱線気味でしたが、こういった「自分の好みで環境を整えることができる」というのもtvOSが採用された第4世代型の強みだと思います。
特に自分みたいに「部屋にPCモニターはあるが、TVが置いてない」という人にとって、PCを起動しなくてもHDDに蓄えらえた音楽や動画データを、PCモニターに出力できる手段があるっていうのは非常に便利なんですよね~
そんな訳で、たぶんAppleが意図した使い方を全然していないんですが、個人的にはPCの予備的な立ち位置で使っていこうと思っております。