我が相棒モンキー(FI)を88ccへボアアップしてから、早いもので2年が経とうとしています。
そんな訳でここ最近、いつも思っていたのが「そろそろピストンの汚れ(カーボン)を落としたほうがいいのかな?」です。
…というか、ボアアップする際にノーマルピストンが真っ黒になっているのを見ているのと、バイク雑誌を読んでいると、結構な頻度でピストンのメンテナンスを行っている記事をよく見かけるというのもあります。
そんな訳で、大型連休を利用した手間のかかる整備をしますヽ(´▽`)ノ
ちなみに、エンジンオイルとスパークプラグの交換時期でもあったので、気分的にはモンキー(FI)のオーバーホールってな感じでした(;⌒∇⌒)
兎にも角にも、久々にエンジンに手を入れるので、サービスマニュアルやらボアアップキットの説明書で作業手順を確認しながら腰上を外しております。
んで、そんなこんなで外しれたピストンがこちら↓
思ったよりも汚れていませんでした…(;⌒∇⌒)
シリンダーヘッドもこんな↓感じです。
あと、マフラーにも燃焼カス(カーボン)がこびり付くという話も聞いたので、ついでに綺麗にしてやることにします。
↑エキゾーストパイプの中も、
↓サイレンサーの中も真っ黒ですね(;^ω^)
…で、今回のために用意したのがコチラ↓!
中身は粉末状の洗剤(600g)が入っており、それをお湯で溶かして使うようです。
つーことで、さっそく準備です。
裏面の使い方を読むと、600gの粉末を20リットルで溶かして使えと書いてあるのですが、そんなに大量には必要ないので、粉末の重さを図りつつ、取り敢えず2リットルぐらい作ってみます。
↑計量して、
↓お湯で溶かして完了。
まずは、これをじょうごを使ってマフラー流し込んでみました。
ちなみに、入れる前にちゃんと出口はビニールテープやビニール袋を使って封じておきました。
そして、余ったメタルクリーンの中にピストンを放り込んでおき、6時間ほど放置した……結果がコレ↓です。
……お、おぅ(ドン引き)
なんか、予想以上にスゲーことになってる(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
そして、ピストンを見てみると……
オゥ!むっちゃ綺麗になってる!Σ( ̄□ ̄;)!!
そして、ちょこっと真鍮ブラシでこすってやると……
ピッカピカです!ヽ(´▽`)ノわーい
シリンダーヘッドも磨いてない状態ですが…
↓このとおり、綺麗になりました!
この後、ナイロンブラシ等でもう少し綺麗にしております。
あと、マフラーも↓この通りです。
↑あんなに真っ黒だったエキパイもこのとおり!
↓サイレンサー側もわかりずらいですが、綺麗になっています。
…というか、マフラーから廃液を出す時に、えげつない量の黒い汚れが流れ出てきました(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
いや、マジで。
動画に撮っておけばよかったと後悔するぐらいデス…w
んで、これらを組み込んで、エンジンが無事に動くことを確認すれば……、メンテナンスは終了です!( ̄□ ̄)q
……と書けば実に簡単なんですが、実際は分解から組み立てまで5日間使うことになってしまいました(;⌒∇⌒)
それというのも……、まぁお気付きの方も多いと思いますが、マフラーのサイレンサーに水を流し込んだため、これの乾燥に物凄く時間がかかりましたww
GW中は天気も良く、気温も高かったんですが、丸4日間、日当たりの良いところで干してても乾かなかったですよ… orz
むしろ、5日目になっても完全には乾いてなかったんですが、このままだとGWが終っちゃいそうだったので組付けちゃいましたw
つーか、これ以上はエンジンの排熱を通した方が早く乾くと思ったのもあります(言い訳)
兎にも角にも、作業完了から、かれこれ2週間近く経ちます。
その間に通勤や、ゆるキャン△スタンプラリーなどで走り回りましたが、特に問題無し!ヽ(´▽`)ノわーい
また、余計なカーボンを除去したお陰か、若干ではありますがエンジンのレスポンスが良くなったような気がします。
……もしかしたら、プラシーボ効果かもしれませんがw
つーことで、今回のメンテナンスの満足度は星3つ!
苦労の割には明確に「良くなった」という感じがしないので、少しがっかりですw
でも、モンキーをメンテするのは楽しいですし、これで調子の良いまま元気に走ってくれるなら十分やった甲斐があったというものですね!(b^ー゚)
…ちなみに、タニタの計量機は、この為に買った訳ではありません。
つーか、まさかこんなところで使う事になるとは……(;・∀・)