ゴブリンスレイヤーというアニメがありました。
個人的には大豊作だった2018年のアニメ群の中でもTOP3に入る傑作だと思っていて、いつかこのBlogで語りたいと思っていたので、取り敢えず形にしてみました。
興味のある方は少しばっかりお付き合いくださいm(_)m
ちなみに、原作はWeb作品で、その後、ラノベとして発売され、マンガ化→アニメ化という感じでメディアミックス展開されています。
では、まず結論から書きましょう!
D&Dやソード・ワールドといったTRPGで遊んだ事がある人間は絶対に読むor見るべき作品です!
つーか、そんな人たちにはグサグサと突き刺さるネタが満載されてます。
オッサンホイホイと言ってもいいぐらいですw
そして、どうせならマンガ版から読み始めることをお勧めします!
なぜならば!
主人公であるゴブリンスレイヤーさんの迫力が半端ないっすから!w
もう最初の数ページでゴブリンの厄介さを思い出させてくれた上に、「ゴブリンよりもおっかない人キタ━(゚∀゚)━!!」ってな感じで、ゴブスレさんの禍々しさがアニメよりも断然凄い!
また、TRPGで遊んだ事がない人や、俺つえー系に慣れてる若い世代なんかも、ゲームなどの主人公たちがバッタバッタと薙ぎ倒す雑魚モンスターであるゴブリンが、実際は何の力も持たないモブ住民にとって、どれだけ恐ろしいく、厄介な怪物であることを知ることができるでしょう!
そう!
この作品は勇者や英雄たちの無双物語ではないのです。
普通の力しか持たない只の人が、如何にして大群で押し寄せてくるゴブリンどもを駆逐するのか……
その常識外れな解決策が楽しいのです!
んでもって、その「解決策」の部分が、実は昔からTRPGで遊んでいる人に突き刺さる内容だったりします。
何故ならば!
その「解決策」というのが、古典的なファンタジーTRPGでは『禁じ手』とされてきたものばかりなんです!(;・∀・)
ちょっとネタバレになりますが……、例えばコレ↓
このシーンは上位の魔術を操るオーガーを起死回生の一発で倒したところなんですが、この倒し方については昔から「できる派」と「できない派で」で大論争が起こる火種なんですよね~(;^ω^)
なんで大論争になるかというと、TRPGのルールの不備をついた、いわゆる「チート行為」だからです。
ネット対戦ゲームでもチート行為が横行すると「ゲームではなくなる」ように、TRPGもそれを許すと「ゲームではなくなる」んですね。
だから、『禁じ手』。
そういった禁じ手を躊躇なく使っちゃうゴブリンスレイヤーさんがハンパねぇ~っす!ww
つーか、「そうだ!俺がプレイヤーとしてやりたかったのは、これだよ!」という爽快感!
当然、ゴブスレは“ゲーム”ではなく“物語”ですから、禁じ手を使っても「ゲームではなくなる」ことはなく、むしろ、「らめぇ~!それやっちゃらめぇ~!」とか、「もうやめて!GMのHPはゼロよ!」と、ゴブスレさんが繰り出す禁じ手の数々に思わずツッコミを入れたくなる始末!w
とまぁ、そんな感じでTRPGを楽しんでいた人は最高に!
そして、そうでない人も黒瀬浩介先生の素晴らしい画力と合わさって醸し出されるゴブリンスレイヤーの世界観とその物語を是非一度味わってみてください。
たかがゴブリン退治! されどゴブリン退治!
きっと貴方も冒険(TRPG)をしたくなると思います。
……たぶん(;⌒∇⌒)
ちなみに、自分のおすすめはマンガ版ですが、今ならAmazonプライム・ビデオでアニメ版が全話見れますので、プライム会員の方はそちらから入っても良いと思いますよ~
アニメ版は作画も良いし、特にBGMが最高です!d(≧▽≦)