前回、我が相棒モンキー(FI)の前輪をディスブレーキにする『ディスクKIT(205086-03)』をアルマイト加工して、真っ黒にしようと思ったんですが…
黒の染料を買い忘れるという凡ミスがあったので、マックスポイントの家庭用染料『Rit パウダータイプ No.15 ブラック』を購入しました~
ついでに将来を見越して他の色も購入しておきました。
色は『No.39 パールグレー』と『No.35 ダークブラウン』です。
パールグレーでガンメタ感が出ないかなぁ~と考えているんですが……
まぁ、これは今回試してはないですね (;⌒∇⌒)
取り敢えず、黒の染料液から作っておきましょう。
染料の説明書を見るとTシャツ1枚を染める場合は3Lのお湯(水)に対して8gの染料を溶かすようです↓
つまり、3,000mL÷8gで染料1g辺りの水は375mL。
自分がアルマイト用に作る染料液は600mLなので、2gの染料を使えばだいたいOKでしょう!(超曖昧)
↑そして、2.3gになってしまったの図。
いや、作業をした日は風が強くて、ちゃんと計量できなかったんですよ…
あと、むちゃくちゃ寒かった……(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
だがしかし!
まさか、これがこの後の伏線になろうとは、この時のボクは知る由も無かった……
それはそれとして、2.3gの染料に600mLの水を加えて染料液を作った訳ですが、これの色が薄かった!Σ( ̄□ ̄;)!!
↑試しに割り箸を入れてみたけど、全然色が付かないの図。
という訳で、薄いよりは濃い方がいいだろう!
…と思って、追加で5.5gを追加しました。(合計 7.8g)
写真は撮り忘れてましたが、これで割り箸は真っ黒に染まりました。
では、アルマイト加工開始!
今回は前回よりも大きなパーツが多いので、全体的にそれぞれの処理時間を1.5~2倍にして作業してみました。
↑前回、色ムラがあった赤いパーツをやり直した後なので、アルムーバが赤く染まっております(;⌒∇⌒)
んで、その結果がこちら!
赤いパーツは色ムラがなくなりましたよ!(b^ー゚)
↑裏側もほぼ完ぺき!
まぁ、前回傷っぽい跡で染まらなかった部分のヤスリ掛けを忘れたので、そこは前回と同様に色が付きませんでしたけどね…( ;´Д`)
そして、それ以外のパーツですが……
これがなんと大失敗!(o_)oバタッ
黒の染料で着色したはずなのに、なぜかダークブラウンっぽい色合いに!
一瞬、これはこれでアリな気もしましたが……
よく見ると色ムラが目立ちます… orz
あと、やっぱり↓こういう凹んでる部分は色が乗りづらいですね~
ブレーキフルードタンクを固定するステーに至っては完全に大失敗!
つーか、電解液で電気を流しても、ステーから反応がなかった(ステーから泡が出なかった)ので、この段階でダメかなぁ~とは思ったんですが…
↑アルミ線から泡は出てるけど、ステーからは泡が出てないの図。
このステーもアルミっぽく見えたけど、アルミじゃない金属……例えばジェラルミンとかだったみたいですね( ;´Д`)
このステーのアルマイト加工は諦めるとして…
ディスクキットのパーツの失敗原因を色々と調べてみました!(`・ω・´)キリッ
そして、「おそらく」ですが……
電解液が冷え過ぎていたことが原因だと思います。
ちゃんと測った訳ではありませんが、作業した日は寒風吹きすさぶ真冬の天候だったので、日中でも気温が6度とかだったと思います。
なので、電解液もそれに近い温度になっていたはずです。
一方、電解処理する時に求められていた電解液の温度は20度前後なので、それでアルマイト処理が上手くいかなかったんじゃないかなぁ~と?
この推論の根拠としては、電解処理中に最も泡が出ていたアルミ線付近の色は濃いというのがあります。
電解処理中は素材に熱が加わるので、電解液を掻き回して熱を散らした方がいいという話があるんですが…
要するに、泡が出る=熱が上がるということなんで、液温が下がっていた今回は、熱が上がってた部分=適温に近づきアルマイト処理が進んだ……んじゃないかと?
つーことで、次にやる時は、電解液の温度を上げる工夫が必要ということですね!( ´∀`)bグッ!
まぁ、どうやって電解液の温度を上げればいいのか?
という問題がありますが……
夏に冷やした時とは逆の作戦でいくかなぁ……
いやはや……
今回の教訓は「基本はおろそかにしない!」ってところでしょうか。
次はしっかりやってみせるぜ!( ̄□ ̄)q