前回と前々回で失敗したアルマイト加工ですが、失敗の原因を調べたところ、おそらく電解液の温度管理が悪かったのではないか?という結論になりました。
つーことで、三度目の正直!
ブレーキキャリパーを取り付けるためのキャリパーサポートを、アルマイト加工で黒く染めてみせるぞ!( ̄□ ̄)q
という訳で、いつもは青空の下で広々と作業していますが……
今回は室内で作業をします!
アルマイト処理中には刺激臭、封孔処理中には酸っぱい臭いが発生するので、今まで野外で作業していたんですが、今回は液温の管理が必要なのと、ちょうどタイミング良く、親が物置になっていた部屋の片づけを行ったので、そこをちょこっとお借りして作業をしたいと思います。
まだまだ寒い日が続いていますが、ストーブで部屋の温度を上げれば電解液の温度も維持しやすいはず……
あと、温度調整をしやすいように100円ショップで容量が1.8Lと3.6Lのタッパーを買ってきました。
↑これを、
↓こんな感じに組み合わせて使います。
外側のタッパーにぬるま湯を入れて、電解液を20℃前後まで温めてやるつもりです。
タッパーの広さや深さもこれで十分!……だと思います。
あと、ついでにクッカークリップが売ってたので購入しました。
今まで封孔処理に使うホーロー鍋や染液を入れてるステンレス鍋を暖めた後は、パイプペンチで挟んで動かしていたんですが、このクッカークリップを使えばもっとラクちん且つしっかりと掴むことができます!(b^ー゚)
つーことで、アルマイト加工の準備を始めましょう!
まずは電解液の温度を計ってみると大体9℃ぐらいでした。
外側に45℃ぐらいのお湯を張って……
しばらくすると電解液の温度が20℃まで上がりました(b^ー゚)
ちなみに部屋の温度はストーブのおかげで27℃まで上昇(;・∀・)
ストーブのON/OFFとドアの開け閉めで室温も20℃前後をキープするようにすれば、少なくても電解液が冷え冷えになることはないでしょう。
そんな感じで温度管理をしつつ、まずは実験も兼ねて先日作成したカメラステー用のアルミ板をアルマイト加工してみましょう!
んで、処理し終わったのがコチラ↓
よし!
ばっちり真っ黒!!d(≧▽≦)
カメラステーと組み合わせると、↓こんな感じ。
よしよし!100点満点の出来!!
やはり温度管理をしっかりすれば、ちゃんと色が乗る!!
つーことで、キャリパーサポートのアルマイト加工に行ってみましょう!
↑電解液に漬ける前に『アルムーバ―』 → 『スマトリン』の処理は済ませてあります。
上から見ると、こんな感じですね。
んでもって……
アルマイト処理が終わった結果がコチラ!↓
よぉぉ~~し!よし!!
やっぱり失敗の原因は電解液の温度だったか!( ̄□ ̄)q
つーことで、三度目の正直でアルマイト加工に成功です!
ヽ(´▽`)ノわーい
とは言っても、まぁ、角度によっては、なんとなく茶色っぽく見える気がするんですが……
まぁ、ヨシ!としておきましょうww
そんな訳で、先に赤く染めておいたパーツと仮組をしてみます。
んで、実はキャップボルトも綺麗なのを購入しました!
それがコチラ!↓
EALEの『ゴールドテーパーヘッドキャップボルト M8×50mm(SUS304)』です!
普通のステンレスのボルトでも良かったんですが、せっかくだからフロントフォークと色調を合わせる意味で用意してみました( ̄ー ̄)ニヤリ
んで、仮組してみた結果がコチラ↓
いかがでしょう!?
なかなか格好良くないですか!?d(≧▽≦)b
というか、この記事を書いていて気が付きましたが、赤いパーツは取り付け方向が逆ですね(;⌒∇⌒)
まぁ、こっちでも良い気もしますが…
兎にも角にも、せっかくだからブレーキキャリパーも仮組してみましょう!( ´¬`)ジュル
どうでしょう!
…なんか、キャリパーよりもサポートの方が存在感があるよ~なww
兎にも角にも、これでキャリパーサポートの準備は完了です!
モンキーのディスクブレーキ化には、あと数点、買い集める物があるので組み込むのはまだ先になりますが、早くこのブレーキを使ってみたいですね~ヽ(´▽`)ノわーい