忙しさにかまけて『葬送のフリーレン』の感想が滞ってしまって申し訳ありませんm(_)m
しかし、自分にとっては運が良いことに、現在、葬送のフリーレンはサンデー28号までお休みしている状態です。
まぁ、皆さんにとっては運が悪いことに…なんですけどね(;⌒∇⌒)
つーことで、兎にも角にもいよいよマハトの過去編も佳境に入った第92話!
↑この最後のやり取りが最ッ高ぉぉぉ~~~っに最高過ぎて、思わず胸キュン!
んで、内容としては、ショタ時代のデンケンお爺ちゃんの成長や…
デンケンとグリュックの娘、レクテューレのイチャコラや……
有能なくせして娘の恋心には気付けないグリュック。
そして、そのことを後でマハトにドヤ顔されたりしますw
なんつーか、こういうやり取りをずっと見てたい気持ちがしますね。
つーか、これなんだよ……今の俺に必要な癒しは……
でも、いよいよ『支配の石環』が持ち出されてしまいました。
支配の石環はてっきりグリュックが用意するんだと考えていたのですが、どうやらマハトを信じ切れない貴族たちが入手したようです。
それというのも、城塞都市がひとつ、たったひとりの魔族の襲撃で陥落したから…というもの。
そして、それは、マハト自身が認めているように、七崩賢クラスの大魔族でなければ不可能という芸当。
この時に生き残ってる七崩賢はマハトと“断頭台”のアウラ様だけ!
アウラ様がアンデッド軍団を使わずに城塞都市を落とせるとは思えない(酷いww)ので、必然的に疑いの目はマハトに……という感じでしょうか?
そこで支配の石環。
しかも、命令内容も貴族たちが考えたものでした。
↑これにはグリュックも大笑いww
当然、読者も大笑いww
そして、石環の支配を受けると、求めていた“悪意”を抱いた瞬間に死ぬことになるマハトは「これもまた一興」といって受け入れます。
ディモールト!ディモールト!いいぞ!
こういうやり取り、本当に大好き!!(*´д`*)ハァハァ
ずっと見てたいまである!
だがしかし!(別マンガ)
刻は進み、娘は死に…
グリュックも老いました。
だから……というか、そろそろ……といったところなのでしょうか?
長い寿命を持つ魔族からしたら一瞬の出来事だったのかもしれませんが…
だから――
いよいよ、マハトは自分の目的を果たそうとします。
”悪意”という概念を理解した瞬間に自分を殺す支配の石環を愛おしそうにさすりながら、全てを黄金へと変えていきます。
コイツは本当にそれが、それだけが目的なのか……(´;ω;`)ブワッ
相当に歪んでいるとは思いますが、命を賭して“悪意”を探求するその姿には、正直言ってグッとくるものがあります。
こうして、城塞都市ヴァイゼは黄金郷へと変わり、人間と魔族という奇妙な“悪友”同士の別れとなりました。
この過去編が始まる前は、マハトがもっと利己的に動いて都市を黄金郷に変えたと思っていたんですが……
真相は全くの逆でした。
マハトは真剣に人間の感情を……“悪意”を理解するために、グリュックに尽くしていたように見えます。
グリュックも“魔族”というものを正しく理解した上で、マハトを「とてもいい悪友」だったと認めています。
『万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)』に巻き込まれてしまった都市の人々はたまったものじゃありませんが、グリュックとマハトの関係性だけに絞って見れば、ヴァイゼを襲った黄金郷の悲劇は「非常にエモかった!」と言わざるを得ないでしょう!( ̄□ ̄)q
最初はつまらない過去話か…と思っていたんですが、全知のシュラハトの件といい、今回の件といい……
作品中でもTOP3に入る良いエピソードだと言ってもいいんじゃないかな~
それぐらい、グリュックとマハトのやり取りが最高すぎた!d(≧▽≦)b
ちなみに、城塞都市をたったひとりで落とした魔族なんですが……
ソリテールちゃん!
ソリテールちゃんじゃないか!?
これは今後の再登場の可能性に胸が躍るぜっ!( ´∀`)bグッ!
ババァ!俺だ!結婚してくれ!