我が相棒モンキー(FI)のエンジンから出る異音が直らないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~!!!(SAN値チェック)
音を聞く限り、どうも腰上で鳴ってる様子なんですが……
いったい全体なにをどうすればいいのかサッパリわからん状態です( ;´Д`)
つーか、原因が不明ってところが大きな大問題な訳でありまして…
どうにか原因が調べられないものかと思ってやってみたのがコチラ!↓
はい。
シリンダーヘッドカバーを付けずにエンジン始動してみました!(゚∀゚)アヒャ
これでカチカチ鳴ってるところが絞れればっ!!
……と思ったんですが、思ったよりもエンジンオイルが激しく飛び散る結果となりまして、慌ててタイヤ周りへの養生やエンジン下へのトレイを設置する事態に!ww
だがしかし!
これでも異音の発生源がよく分からなかったです!・゚・(ノД`)ウワーン
実は個人的にはこの異音、チェーンに何かが当たる音に似てるなぁ~と感じておりまして、この状態ならカムチェーンが緩んでるかどうかが分かるんじゃないかな~…と思ったんですよ(;⌒∇⌒)
結果、よくわかりませんでした!つД`)・゚・。
エンジンオイルを無駄に撒き散らしただけだったよ… orz
兎にも角にも、やれることをやってみましょう!
つーか、以前からやろうやろうと思っていたバルブのお掃除をしてみたいと思います!( ̄□ ̄)q
アームバルブロッカーやバルブスプリングを外して、バルブを外します。
そして、バルブに付着しているカーボンを真鍮ブラシでこすり落としてやり、キジマの『バルブタコ棒セット(302-701)』を使ってバルブの擦り合わせを行います!
んで、↓こんな感じで綺麗になったので、これで良さそう?
生憎、バルブの擦り合わせに良く使われるという『光明丹』は買い忘れていたので、まぁたぶん大丈夫だろう!の精神でいきます!…いや、行かせてください!!(涙目)
兎にも角にも、バルブ周りを組み立て直し……
エンジンを始動!
はい!ダメ!
うん、何となく分かってたよ!
バルブの問題じゃないってことはさ!
だから、次いってみよ~!
で、そのお次ってのが今回の本命!
カムチェーンテンショナーの疑いが晴れていないので、テンショナープッシュを押すスプリングの補修パーツを購入してみました!
実はこれ、前々回でマフラーのガスケットを買いに行った時に見つけて、ついでに買っておいたんですよ…(;⌒∇⌒)
TAKEGAWA製の補修パーツなので純正品じゃありませんが、これでも事足りるハズです。
んで、テンショナープッシュとは、どのパーツなのかを説明しておくと、この赤丸部分のパーツです↓
これを油圧で押し上げることによって、カムチェーンに一定のテンションを掛け続けてやります。
つーことで、テンショナープッシュを押さえているボルトを外して今まで使っていたスプリングを取り出して長さを計ってみます。
サービスマニュアルによると、使用限界は100.0mmとなっているので、まだ使える感じではありますが……
まぁ、せっかく新品があるんだから交換してしまいましょう!
んでもって、作業を終えてエンジンをかけてみましたが……
これでもダメ!
つーか、本当にカムチェーンテンショナーは動いてんのか!?
テンショナープッシュ自体を交換しなきゃダメか!?
…と、思って補修パーツをポチるためにAmazonで検索した結果、気になるアイテムを見つけたのでそちらをポチってみました!
それがこのヨシムラ『マニュアルテンショナーキット(214-404-0000)』!
世界に名立たるヨシムラ製品を初購入しちまったぜ…ぐへへへ( ´¬`)ジュル
つーか、梱包の仕方も一味違いますね!
ひとつの袋だけど、その中で小分けされています!Σ(゚Д゚,,)
包装ひとつでもこの丁寧さ……
さすがは世界のヨシムラだっぜ……
…という話はさておき、これがどういうアイテムなのかと言えば、その名前が示すとおり、カムチェーンに掛けるテンションを手動で調整してやろう!という品物です(`・ω・´)キリッ
ちなみにモンキー(FI)はこのアイテムの適合車種に入っていませんが……
これでカチカチ音が消えたら、その時に考えればいい!
……ただ、これをどういう感じで調整すればいいのか。どういう感じで効くのかに興味が湧いたので、超久々にコレ↓をしてみました。
必殺!モンキーだからできる本体横倒し状態での整備ぃぃぃ~!!
これを実施したのは初めてフロントスプロケットを交換した時だから……
なんと、実に8年振り!ww
いや~、あの時はあの時で苦労してたなぁ~……
などという思い出はさておき、まずはカムチェーンテンショナーを露出させるためにジェネレーター周りを外します。
この時の難敵がオイルセパレータープレート!
これがガッツリとハマっているとなかなか抜けない!
…んですが、自分が組み込んでいるTAKEGAWAのクランクシャフトサポートプレートには、取り外しのためのM5のネジ穴が付いてまして…
取扱説明書ではスライディングハンマーを使えと書いてありますが、自分は持っていないので、↓こんな感じで叩いてやります。
あんまりハンマーでガッツリと叩くとパイプペンチの方が壊れそうですが、軽くコツコツと叩くだけで外れますし、頻繁にやる作業でもないので御容赦いただきたい(;⌒∇⌒)
兎にも角にも、パカっとな。
右下のテンショナープッシュは指で押さえると下へ引っ込む=カムチェーンにテンションが掛からなくなるという感じですが……
エンジンが回るとエンジン内を巡るエンジンオイルによって、テンショナープッシュに油圧がかかり、自動的に適度なテンションをカムチェーンに掛けてくれる作りになっています。
その機能が壊れてるかどうか、このマニュアルテンショナーで調べてみたいと思います!
組み込みは簡単!
今使っているテンショナープッシュを取り外して、このマニュアルテンショナーを組み込むだけ!
テンショナーの調整は……
↑このアジャスティングボルトBと、
↓アジャスティングボルトAで行うそうです。
取り敢えず、取扱説明書のとおり、両方とも止まる所まで締め付けてみたところ、マジでガッツリとテンション掛かってました!Σ( ̄□ ̄;)!!
つーか、指で触ったぐらいじゃビクともしないぐらいガチガチだったので、さすがにチェーンに良くないだろうと思い、少しだけアジャスティングボルトを緩めてからジェネレーター周りを組み立て直しました。
さぁ!これでカチカチ音がどうなるのか!?
つーか、これで音が消えてくれぇ~!!!
と、神に祈りながら、エンジンスタート!!
その結果!!
ダメでした!!orz
つーか、音として、何の変化もない!
……いや、待て!俺!
逆に考えるんだ!俺!
ここまでやっても異音に変化は無い!
即ち!
カムチェーン関係は完全に白ということ!
それ以外の場所で問題が発生しているのだ!!
よぉ~~し!よし!
これで原因究明に一歩近づいたぞぉ~~~!
そうなると、次に狙うのはあそこだな!( ̄□ ̄)q
…ということで、終わらぬ修理は正に泥沼!
ネットの海を漁ればザクっと出てくる可能性をひとつひとつ潰していくしかないのか!?
次回「そして再びシリンダーヘッドに…」
来週も伍長と地獄に付き合ってもらう。