RisingForce-Zwei

基本的にはゲームやアニメを中心としたオタク趣味について語るBlogです……が、最近はどうみてもモンキー(FI)がメインです。本当にあり(ry

【モンキー】さぁ、やるぞ!フロントフォーク完全分解整備!!(完結編)

 前回、最大の懸念材料だったシリンダーの供回りを止めることに成功して、インナーフォークチューブとアウターフォークチューブを分離することができました。

 あとはゴム製品であるフォークシールとダストシールを交換して、組み立て直せば作業は完了です!

 勝ったな!がはは!

  んでもって、まずはダストシールから外すんですが…

 実はシリンダーの供回りを止めようと四苦八苦していた時に、無理やり引っこ抜いておりました(;⌒∇⌒)

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 つーか、インナーとアウターを分離しなくてもシールが交換できないかを試してみたんですよ。

 結論から言うと無理でした。

 取り敢えず、この状態でダストシールと「フォークシールを押さえているクリップ」を引っこ抜いております。

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 ↑薄っすらと見える凸部分に千枚通しを引っ掛けて、

 ↓カポっとな。

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  そして、最後にフォークシールです。

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 これが抜けないッ!!Σ( ̄□ ̄;)!!

 手持ちのフックツールでは全然動かくことができず、むしろフックツールの方が壊れたまである orz

 マイナスドライバーや千枚通しでこじるという手もありますが……

 下手に内壁へ傷を作れば、今度はそこからオイルが漏れるでしょう……(;´・ω・)

 う~ん、こんなことなら、ネット漁り中に見つけたオイルシールリムーバーを買っておけば良かったかな?

  でもまぁ、今からポチっても届くのは明日だし、なんとかシールを引っこ抜く方法がないものか……

 と悩んでいたら、閃いた!

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 以前、モンキーのリアホイールのベアリングを交換するために購入した、『パイロットベアリングプーラーセット 』があるじゃないか!

 m9(・∀・)ソレダ!!

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 25mm径までの対応なので、27mm径のシールに使うにはちょっと無理がありますが……

 やって駄目なら諦めればいい!

 つーことで、ベアリングプーラーをセットアップ!

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 ↑ 25mmのチャックを最大に広げて、

 ↓プーラー本体を取り付けて引き上げ開始ッ!

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 すると、あっけないぐらいスッと抜けました!ヽ(´▽`)ノわーい

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 これでフロントフォークを完全に分解することができました!

 細かい歪みとかを測定するツールは持っていないので、そういったチェックはできませんが、各パーツに大きな傷などの故障個所がないかを確認しつつ、パーツクリーナーで綺麗に掃除してから組み立てます!

 まずはインナーチューブにシリンダーを通してアウターチューブと固定します。

 そしたら、新品のフォークシールにシリコングリスを塗ります。

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 フォークに組付けやすくするためですね(b^ー゚)

 んでもって、ズコッとココ↓まで挿入!

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 あとはフォークプッシャーの出番です!

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 爪の部分を押さえるのが面倒だったので結束バンドで止めちゃいましたが、兎にも角にも、あとは付属の重り(ハンマー)でガンガンと叩くだけ!

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 奥までしっかりと入りました!

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 あとはクリップを取り付けて…

 ダストシールもシリコングリスを塗ってから取り付けてれば……

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 あとはフォークオイルを注ぎ込むだけ!

 まずは計量カップで60ccよりも多めに量って…

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 それをフロントフォークの中へ注ぎます。

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 注ぐ時は何かの棒を使ってやると変にこぼれなくて良いんですが…

 なんか理科の実験を思い出す光景ですね(;⌒∇⌒)

 んでもって、お次はいよいよ 『油面調整レベルゲージ』です

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 とは言っても、使い方は本当に簡単でした!( ´∀`)bグッ!

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 最初に計っておいた油面までの高さ115mmにセットして、フロントフォークの上に乗っけたらピストンを引くだけ!

 これでオイル量の調整は終わりました。

 最後にステムに取り付けて、フォークキャップを締めれば…

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 フロントフォークのオーバーホール完了です!

 …長く苦しい戦いだった。

 とは言っても、まだ左側しか終わってませんけどね!ww

 でも、その左側1本に丸1日を費やしました…( ;´Д`)

 つーことで、翌日、右側のフロントフォークを分解整備開始!

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 もう手順は分かっているので楽勝モードです!

 ちゃっちゃとシリンダーを外して、インナーチューブを引っこ抜き、ダストシールを外したんですが……

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 ダストシールとフォークシールの間に、なんか茶色い変なゴミが溜まっておりました……( ;´Д`)

 これがオイル漏れの原因なのか、それともオイル漏れが原因で汚れが溜まったのかは判りませんが、パーツクリーナーで綺麗に掃除してやりましたよ!

 そして、組み立て直し、ステムに取り付けてやれば……

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 フロントフォークのオイル漏れ修理完了です!!( ̄□ ̄)q

 いや、マジで長く苦しい戦いでした……

 シリンダーの供回りが抑えられなかった時は本当にもうダメかと思いましたが、ギリギリで何とか乗り越えられた感じですね(;⌒∇⌒)

 六角ソケットがインナーチューブの中に挿入できなければ終わっていました

 でも、これで我が相棒のモンキー(FI)で整備できないのは『FIユニット』等の電装系統ぐらいになったんじゃないでしょうか?

 思えば遠くまで来たもんだ……(しみじみ)

 兎にも角にも、

 SHIFT UPのフロントフォークのオーバーホールは大成功!

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 また、ひとつ、モンキーが俺のものになったぜ!d(≧▽≦)

 

 

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